カラダが資本、味方は高麗人参茶




おととしの秋、地元の喫茶店でいきなり倒れて、気づいたときには完全に床に寝ている状態だったんですよね。部屋のベッドで普通に寝ているときの格好。意識消失っていうんですね。目が覚めて最初に視界に飛び込んできたのは知らない初老の男性の顔のアップ。映画館の大きなスクリーンで俳優の顔が間近に迫ってくるような感じですね。「救急車がすぐ来るからね。大丈夫だから。起きずにそのまま寝てなさい」って自分の娘か孫娘に言い聞かせるように目を合わせておっしゃったんですよね。人の気持ちや善意って素晴らしいものだと思います。


「世の中結局カネなんだよ」だなんて言う人がいますけれども違いますね。バカ言ってもらっちゃ困りますよ(笑)自覚症状はなくても倒れたときに、もしかしたら頭を打っていて、その日のうちに死んでしまう可能性がまったくなかったとも言いきれない。そんな事態に及んで偶然そこに居合わせた人が、そばで倒れた赤の他人に対してそれこそ名前も知らない、顔だって一度も見たことがない人間に優しく適切な言葉をかける、そういう人が一方にいて、それを受け止める側の人間との間のいったいどこにカネが存在しているわけですか? していないわけですよ一円たりともね。毎日の暮らしですとかもっと大きく言うなら人生ですとか、本当に突き詰めていくと問題はお金ではないんですよね。ですから「世の中結局カネなんだよ」だなんて分かったような口をきく経験不足の大人は気の毒です。世の中結局カネではないんですよ。


意識がなくなっている間に店の人が救急車を呼んでいたんですよね。現れた消防隊員は全部で3人でしたか、彼らが到着した頃には私はもう体を起こしていましたし、ゆっくりながらも腰をあげて脚の長いお洒落な椅子に座ることもできていたものですから「もう平気なのでこのまま家に帰ります」と言ったんですが「頭を打っている可能性があります」「帰宅後に異変が生じたらもっとしんどいことになりますよ」などなど、いろいろプロに言われてみますと「確かにそうだな」とどんどん納得(笑)人生初の救急搬送に同意しました。しかしサイレンというのは緊張感がありますね。信号無視、本当に速い、車がスースー進んでいく。日本は救急車がタダだからいいですね。当たり前のように一銭も払わずに乗車しているわけですけれども、世界を見れば当たり前ということでもない。オーストラリアは 10 万以下ですがお金を払わないといけないんですね。日本は皆保険制度ですとか救急車にしましても、そういう点は非常に進んでいると思います。


家で待っている同居の母親が帰りが遅いのを心配するといけないと思いまして、車載用ストレッチャーに横になったままで乗車後、そのままの体勢で携帯から電話をいれたんですよね。「あ、ママ? あのね、喫茶店で意識なくなって倒れちゃったのよ。今ね、救急車からかけてるの。帰りが遅くなるけど心配しないで大丈夫。何かあったらまた電話するから。じゃあね(ガチャ)」 気もしっかりしていましたし、普段と何も変わらない元気な感じでしたから、今思い返してもなんだかおかしな電話でしたね(笑)


その一件があって飲み始めたのが6年物の高麗人参茶でもうじき2年になりますか。素人の私が言えるのは、高血圧の人は飲んではいけないということぐらいですが、まあ万能薬ですね。それから1回飲む、ひと月ぐらい飲む、そういうスパンでは効かないんですね。これは素人でもはっきり言えることですが、よく耳にする体質改善というものです。半年以上1年2年3年と長く飲み続けることで効果が出るわけですが、一つ例を挙げると暑さにものすごく強くなりました。室温 34 度 35 度までは余裕という、かなりの変わりようなんですね。母親が「暑さに強いのねえ」なんて言うんですけれど、それは言うでしょうよね(笑)36 度になると湿度の加減も影響しますがほぼ大丈夫。「自分ドクターストップ」は湿度に関係なく 37 度以上ですね。高麗人参茶を飲み始める前の私は室温 28.5 度にもなると頭が少しボーっとしてくるカラダでしたから、変われば変わるものだなと実感しています。


校正・校閲の仕事は完全在宅稼働になってから9年が経ちますが、忙しいときは寝るとき食べるとき以外は働いていて、長いと一日 16 時間ぐらい仕事をすることもあります。これは8時間労働の2倍ということになりますが、その時間は当然座り続けているわけで、これが人が思うほど楽でもないんですね。立ち続けるというのも同じで、要するに同じ姿勢で長時間過ごすというのが人体にとって酷なわけです。在宅ワーク、座り仕事といっても本当にカラダが資本。私が購入しているのは上の写真、正官庄6年根の紅参濃縮液で、そのままでは苦いのでハチミツを入れてお湯に溶かしてグルグルとかき混ぜてから飲んでいます。「なんだか最近調子が悪いな、歳のせいかな」なんて人にはお薦めですね。繰り返しますが高血圧の人はいけません。他の注意事項はあいにく知りませんので、ご確認いただいたうえで問題がないようでしたらお試しになってみてはいかがでしょうか。


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