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パレスチナ刺繡の美しさに驚嘆する

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先日の投稿の続き。 オンラインストア「 タトリーズ 」で注文した品が届いた。 記事のタイトルどおり、その美しさに驚嘆した。 パレスチナ刺繡を取り上げた本は洋書と合わせても少ないようだ。 簡単に手に入った一冊が下の画像の和書。 山縣良子『クロス・ステッチの世界 パレスチナ刺繍』増補・改訂版、駱駝舎、2022年。 解説が半分で、もう半分は様々なモチーフの写真が載っている。 それから下はユネスコの動画。 とてもいい映像で、見つけられてよかった。 いつかパレスチナに行って、刺繡が施された品々をたくさん見たいと思っている。 *****

パレスチナの伝統工芸品を買う

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タトリーズ公式ホームページ( https://shop.ccp-ngo.jp/ ) タトリーズというオンラインストアがある。 パレスチナの伝統工芸品を販売している。 ランチョンマットをひとつ注文した。 運営母体は 認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン 。 購入金額の4分の1程度が現地製作者の収入に、残りは団体の活動費に充てられる。 タトリーズはアラビア語で「刺繡」を意味するのだそうだ。 パレスチナ刺繡はユネスコ無形文化遺産に登録されている。 今回注文した上の画像のランチョンマット。 レバノンの難民キャンプで暮らすパレスチナ人女性による手刺繍が一面に施されている。 精緻で綺麗。 趣味のストーンペインティングでこの色合いに似せた石を制作しようと思っている。 その石をいつか現地の女性に手渡せたら幸せだ。 *****

仕事と趣味と語学と大学で忙しい

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写真は私物の級数表。 これに関連して後ほど少し書きますが、以前 日本エディタースクールで購入 したもので、もう何年使っているでしょうかね。思い出せません。過ぎたことをどんどんどんどん忘れるようになりました。例えば「昨日の夕飯は何だったっけ?」――この程度ですでにハードルが高く〈中堅私大〉レベルです。 そんな調子ですから、A社の直近の案件は何だったか、つまり「このあいだこの会社でやったのは何だったっけ?」ともなりますと〈難関私大〉レベルで、まず答えが出てこない。わざわざファイルを取り出して記録を見ないと分からないうえ、書名や誌名を見たところで「そうだったっけ? もっと前にやった気がするけどな」といった具合にかなり間抜けな感じです。 どう転んでも1日は24時間。 やることを詰め込みすぎているのかもしれません。タイトルのとおり「仕事と趣味と語学と大学で忙しい」毎日を過ごしています。最優先はもちろん仕事。小市民ですからね(笑)――そして趣味のストーンペインティングと詩作。 ストーンペインティングは昨秋から ですが、詩作は十代終わりの同人誌投稿に始まり、周期的に訪れる創作意欲が湧くときに限って書いています。たまたま今がその時ということですね。 語学は英語のリスニングに集中、無料学習サイト「 BBC Learning English 」を利用しています。日本メイドの教材に面白味の無さや手詰まり感を覚える人は、お試しになってみてはいかがでしょうか。 出所:BBC Learning English ホームぺージ( https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/course/newsreview ) それから大学ですね。 2021年に卒業した放送大学 に再入学していますのでその勉強。来学期からのコース変更に先んじて不得意中の不得意分野、しかし面白そうでたまらない理系科目の放送授業をインターネットで視聴しているのですが、すでに分からないところが多すぎます(笑) 出所:放送大学ホームぺージ( https://www.ouj.ac.jp/gakubu/ne/ ) とにかく「次これ、次これ、次これ、次これ、はい寝る」と大変規則的ではあるのですが、そうしてどんどんどんどん先へ先へと進む活力が漲りすぎている日々のせいで、過ぎたことは等分に忘れていって

真冬もアート、継続こそ力なり

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昨秋から始めたストーンペインティング。画用筆や筆洗バケツ、パレット代わりに使用している小さなガラスボウル等々に付着したアクリル絵の具を綺麗に洗い落とすための石鹼水作りも人生初の試みです。筆洗い液というものが画材メーカーから販売されてはいるのですが、あえて手間がかかり時間も要する地味な作業を自ら進んで行なうことにしたのは、お金さえ払えば大方容易に片付いてしまう便利でいい時代のことを、それだからつまらないんだよな、頭も体も鍛えられないんだよな、令和になっても「北の国から」の黒板五郎に感動してるのとも矛盾するんだよなと、諸々思うところがあるからです。上の画像はキッチン用品のスライサー、1グラム単位で重さを量れる計量器、そして主役の固形石鹼です。 この石鹼というのも石鹼と名が付くものなら何でもいいというわけではなく、純石鹼分のパーセンテージが高くなければ用をなさないので、98%の高純度品を入手しました。ドラックストアで簡単に見つかる商品です。これを片手に摑んでスラッスラッスラッスラッとひたすら削っていると、右のボウルでご覧いただけるように少しずつ積もってまいります。「白雪の詩」というネーミングも確かに頷けるのですが、自分の第一印象としてはゴボウのささがきでしたね。 次に熱い湯を用意します。削った石鹼が積もるボウルに適量を注いで、ユラユラユラユラとしばらくかき混ぜていると、下の画像のように石鹼の形は消え失せ、液体に変わります。「できた!」――生まれて初めての自家製石鹼水です。 「簡単じゃん、簡単じゃん・・・」――嬉々としてプラスチック製のスプレーボトルに流し込み、残りは大きめのガラス瓶に詰めて蓋をします。適宜スプレーボトルに補充していく算段ですね。「成功、成功・・・」と気分を良くしてしばらく目を離していると、成功ではなく失敗でした。うまくいったはずの石鹼水が固まってしまいましてね。化学の知識がマイナス100ぐらいの人間ですから説明はできません。「だけど高純度ってことに変わりはないからな・・・」「想定外の化け方をしたとはいえ元は石鹼なんだからな・・・」と諦めきれずに引っ張りました。そして何より「もったいない」の一言です。――「これでもいいじゃん、使おう、使おう、まったく使えないってこともないだろう・・・」と気持ちを切り替えたところ、これが大正解。まずひとつに、布地の染み抜きに抜

アクリル絵の具を選ぶ芸術の秋

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唐突に始めたストーンペインティングですが、キャンバスとして用いる石のほかにもいろいろ揃えなければならないものがあり、それらをネットで調べたり、画材販売のオンラインストアを探したり、近場の実店舗にもリュックを背負って出かけたり、そんなこんなの結構な時間が異様に楽しくて仕方がないという彩り豊かな日々を過ごしています。 上の画像はターナー色彩(以下、ターナー)のアクリルガッシュという絵の具で全 36 色のセット商品。栃木県足利市のマルニ額縁画材店オンラインストアを通じて購入しました。 出所:マルニ額縁画材店ホームぺージ( https://www.art-maruni.com/ ) 新規会員登録をした人には 300 円の即時プレゼントがあり、初回の注文から早速利用しました。買い物の都度、購入額の3%にあたるポイントが付与され、次回以降の注文の際に使うことができるのですが、ホームぺージ上でたまたま目にとまった「レビューを書いてポイント2倍キャンペーン」にももちろん参加。3%が6%になるのですから大きいですね。まとめ買いをした中からこの多色セット1点を選んで先日レビュー投稿を行いました。下の画像が実際のレビュー、投稿者名は当ブログの筆名(2022年10月16日時点)と同じシルヴィです。 ( https://www.art-maruni.com/products/detail.php?product_id=4670&category_id=2029 ) ターナーのアクリルガッシュは全 221 色で、上のレビューにも書いているようにバリエーションが豊富です。「これからたくさんの色が待っている未来のほうがいいだろう」と思いましたので、メーカーは他にもいくつかあるのですが、アクリル絵の具はすべてターナーで揃えることに決めました。 出所:ターナー色彩ホームぺージ( https://turner.co.jp/art/gouache/index.html ) 前回の記事でも触れたように「絵心はゼロである」「犬と猫を描き分けることができない」「四つ足の動物の足は棒線を縦に4本引く」という次元でありながら「この色は絶対に使いたい」などと強い希望がすでにしっかりとある面白い状態ですので、上記 36 色セットとは別に購入した絵の具もあります。 下の画像になりますが「ラメカラー」に「カラー

ストーンペインティングを始める

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たまたま新しいことを始める時期が、季節でいうなら〈芸術の〉秋に該当。タイトルの通り、ストーンペインティングを始めました。まずは石探しからでしたが、いろいろと調べてみた結果、インドネシアのバリ島で採れる天然石を使うことに決定。大阪市生野区の「バリ雑貨 バリテラス」( https://www.rakuten.ne.jp/gold/bali-terrace/ )を通じて容易に手に入れることができたのはラッキーでした。バリには行ったことがないのですが、海を望む景色が本当に美しく素晴らしいと思います。 Kelingking Beach, Bali, Photo by Nattu Adnan on Unsplash 出所:バリ雑貨 バリテラス(楽天市場)ホームぺージ( https://item.rakuten.co.jp/bali-terrace/c/0000000164/ ) 石の形はご覧の通りバラバラで、色は淡いピンク系。傷があったり欠けていたり、表面もスルっとしていたりザラっとしていたり、天然石なので当たり前のことですが同じものはありません。うっすらと粉が付いているので水洗いをするのですが、上の画像の石はまだ洗う前、大阪のバリテラスさんからこちら東京の自宅に届いたばかりのものです。 洗って充分に乾かしたあと、今度は下地塗りに取りかかります。ストーンペインティングは、この下地塗りをしなくてもいいし、してもいい、それぞれで作風の違いも表れます。初めてのことですので何でもやってみたいという好奇心から、私は下地塗りをするほうを選びました。また、下地を塗ったほうが上にのせるアクリル絵の具の発色が良くなるそうなので、その点もポイントでした。 1度目の塗りを終えた石です。刷毛、ガラスボウル、ザル、布巾はすべて100均で、ブルーシートはホームセンターで購入しました。このザルは受け皿とセットで透明の蓋付き、本来は食品用の水切りザルですからキッチン用品です。 いよいよ塗り付ける直前ともなると若干緊張しました。「さすが初心者だね!」という感じです。何しろ絵心はゼロ、いやゼロというよりマイナスが付くレベルといったほうが正しいかもしれません。小学生の頃の図工の成績は5段階で2ぐらい、中学生になっても10段階で2か3か良くて4。いまだに犬と猫の違いが分かるようには描けませんし、馬や牛など四本足の動